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会員の近況報告(〜2005. 1月)


 2005.01.23 恒例の新年山行&新年会! 
 
 
今年は、英彦山&犬ヶ岳の2コースに分かれて新年会会場へ参集しました。
 鯉料理に舌鼓をうちながら、本年の抱負に話題手中!ヤマもシャバもがんばりましょう。
 本年もよろしくお願いします



英彦山コース
 JR彦山駅から車道を別所に向い、別所からキャンプ場へ。キャンプ場から北西尾根の道をあがる。通常なら北西尾根をそのまま中岳へ向うところだが、本日は積雪が多いので十字路から右折して、野鳥観察路経由で中岳へ向った。
 今年の英彦山は積雪が多く、素晴らしい雪景色だった。雪を求めた登山者で、中岳休憩所は賑わっていた。
下山は表参道を奉弊殿へと下り、神社下バス停からバス<運賃200円>に乗車して、彦山駅前の『こまどり食堂』へ向った。
ここで犬ケ岳班の久保さん・岡村Sさん・鉄井さんと合流する。(Reported by S.Hashimoto)
●参加者:田村、赤澤、高木、川中、林、岡村M、三栗、大谷、中原、橋本、以上10名
●コースタイム:彦山駅(9:50)〜キャンプ場(11:30)(11:40)〜中岳(12:55)(13:22)〜神社下バス停(14:10)


犬ヶ岳コース
 JR宇島駅からタクシーで登山口に向かう。外は中雨(チュウサメ)合羽着て歩くのいやだなあ・・・と思いきや行くに従い霙、そして登山口に着いたときは雪!なんとあたりは一面雪景色。犬ヶ岳登山口の雪景色は初めてのような気がする。今日はついている!と思ったが・・・7:15出発、今日は先が長い。大竿峠へ急ぐ。

 登るほどに雪は深くなる。今日のトレールはないが、昨日のものと思われるとレールがわずかに残っておりそれを追いかける。恐淵の上部を通過、左岸へ、そして夫婦淵から右岸へ渡渉するあたり日本画に入り込んだような雰囲気・・う〜ん、こっちに来てよかったネ。しかしラッセルがきつくなる。大竿峠で小休止。尾根に出ると風が出るし、吹き溜まりは腰を超える積雪。このままでは英彦山(中岳)は無理?9:45一ノ岳着。小休止の後、野峠へ向かう。

 ここからはまったくトレールなし。先を急ぐ。ここから野峠までは下降にもかかわらず10以上のコブがあり、膝を越す積雪での登下降に足の筋肉、パンパンになる。それでも精一杯飛ばして野峠に着いたのが11:45。中岳での待ち合わせ時刻は13:30がリミット、今のまま行くと豊前坊13:00前になり、【英彦山コース】組との山頂での合流は不可能だ・・・・・仕方ない。別所か新年会会場で合流することにするか・・・・

 豊前坊着12:55、そのまま遊歩道を歩き、別所駐車場近くの自然歩道入り口が13:30、彦山駅まで歩いても15:30の開会には十分間に合うのでそのまま歩き続ける。彦山駅前のこまどり食堂に到着したのが14:45であった。英彦山に登れなかったのは残念だが、期待以上の雪景色を味わい十分満足の3人でした。(Reported by Y.Kubo)


●参加者:岡村S、鉄井、久保、以上3名
●コースタイム:
 登山口(7:15)〜一ノ岳(9:45)(9:50)〜野峠(11:45)(11:50)〜豊前坊(12:55)(13:00)〜別所(13:30)(13:40)〜JR彦山駅(14:45)

夫婦淵で右岸へ渡渉 大竿峠下の林道を行く 一ノ岳山頂。ベンチは雪の中
一ノ岳〜野峠間は、我々だけの世界!しっかり愉しみました


 ラッセルもまた愉しからずや、深雪の三瓶山 2005.01.16

■暖冬の予想?に反してこのところ日本海側は降雪続き。深雪のラッセルを期待して三瓶山(1126m)に出かけた。01/15、22:30門司港IC出発
中国道〜小郡から9号線経由で大田、そしていつもの西の原駐車場に到着したのが、2:30。トイレ棟の軒先下を利用して幕営する。

■6:30起床、8:00出発。小雪が降っているが視界は概ね良好。しかし山頂部はガスで覆われている
【1】。西の原の積雪量はたいしたことないが、トレーニングのつもりでワカン、スノーシューズをはく。40分ほどで直登コースと扇沢コースの分岐に出る。今日は扇沢コースをとる。分岐近くにある営林署小屋【2】で小休止。

10分ほどで出発。このあたりから急に積雪が増える。【3】期待通り?ラッセルトレーニングになりそうである。勿論、トレールはないので登りやすそうなところを適当に登る。次第に傾斜が増し、積雪も深くなりのんびり登行というわけにはいかず気合がはいる!

途中常緑の二次林沿いから外れさわやかな天然林にルートを取る。登るほどに風が出て雪が舞う・・・・冬山【4らしくなり、2時間ほどのワークの後、10:40頃子三瓶山と男三瓶山をつなぐ稜線の子三瓶山よりに出た。標高は900m弱だがブッシュが切れたため風雪をまともに受けかなり寒い。小休止し防寒対策をする。視界は50m位か、ここから左手(北東)へ稜線上を進む【5】。小ピークを越える【6】とコルに出る。ここに夏道の標識あり。


コルから少しトラバースし、夏道らしき所から登りにかかる。標高差はわずか300mだが、急坂でおまけに雪がサラサラ、ステップがきまらず、時には腰までもぐり苦しい登り【7】が続く。ここも2時間かかり12:40頃やっと頂上台地に出る。傾斜はゆるくなるが風雪がひどく【8】次第に視界が狭まってくる。山頂まであとわずか?というところまで来たが・・・・・前回同様、またもやホワイトアウト寸前!しばらく待つがガスは取れそうにない。じっとしていると風雪でトレールが次第に消えていく・・・・こんな寒い中、ルート探してウロウロしたくないので記念撮影【9】しさっさと下山にする。

下山は早い早い。全員駐車場にそろったのは、14:30でした。最後までワカン/スノーシューズはきっぱなしの雪と戯れるだけの6時間半の山旅!・・・・・・でも参加者の皆さん、大満足!との感想。企画してよかったですワ。皆さん、御疲れ様でした。(Reported by Y.Kubo & Photo by K.Akazawa)


■参加者:豊田、西方、鉄井、林、赤澤、久保、以上6名

■温泉:すぐ近くにある、『かんぽの宿三瓶』。入湯料は¥500。露天風呂もあります。




■ 西中国山地:小五郎山 2005.01.10
 前日、北九州でも午前中小雪がちらつく程度だったので、山口ではさぞ雪が積もっているのではと?期待しつつ門司を出発して山口を過ぎるころには車窓から覗く山々は樹氷で覆われ、六日町ICから深谷峡へはかなりスピードを落とし向峠まで。バス停横の広場に車を停める。

 バス停前の林道を約30分程歩くと右手に”小五郎山登山口”の標識。前も後ろも我々以外姿を見ず、鉄井さんを
先頭にトレースをつけて900m程登ったところ、空が薄暗くなり吹雪が襲う。寒い、寒い。ピークは直ぐそこなのではと思いつつもかなりの積雪になってきた。ストックを押してみるとグリップをつかんでいる手の上まで埋もれる。約120cm。この頃後ろから3人組みが追いついて来た。我々のトレースを踏んで?。その男性がワカンを持っていると言われたので我々女性先頭から変わってもらいその後から続く。
 
 そうなると少しは楽になった。頂上も標識は雪で埋もれはっきり分からない。記念写真を急いで撮り直ぐ下山。帰りは吹雪も少し収まり約1時間10分程で登山口へ。

 小五郎山は1161mですがこの時期積雪量はかなりあり楽しいスノーハイクを満喫しました。帰りの温泉は森英恵さんの蝶のタペストリーをあしらった”ゆらら”へ。冷え切った体を十分温めてくれました。(Reported by Y.Kawanaka)


行程:向峠(10:00)〜頂上(12:50)/下山(13:00)〜登山口(14:10)
参加者:鉄井、田村、川中、他3名、以上6名。


■ 浅間山 2005.01.08

 今日(2005.01.08)、浅間山831mに登って着ました。登山口、コースもしっかりテープがありわかりやすいです。全体で2時間程です。地図上では浅間山から釈迦が岳にいけるようになっていたので、歩きましたらテープがしっかりありました。約30分ほどで縦走路につきますが、雪、倒木があり歩きにくかったです。(Reported by R. Tetsui)


■ 山口の山:東鳳翩山 2005.01.03
 東鳳翩山(標高:734.2m)は、山口市近郊の山です。五ノ重塔のある瑠璃光寺から登ります。積雪も多く1日愉しんできました。

★参加者:川中、西方、鉄井、他2名




西中国山地:恐羅漢山〜十方山 2004.12.19 

 恐羅漢山は、山頂から遠く日本海まで望む広島県最高峰。山頂付近のブナの原生林は圧巻 冬はスキー場として有名!ですが・・・・・・。


■コースタイム:

 スキー場駐車場(8:50)〜恐羅漢山(9:30/9:40)〜旧恐羅漢山(10:00/10:05)〜十方林道(10:45/10:55)〜十方山(11:50/12:00)〜(ランチタイム20分)〜二軒小屋ルート(13:20)〜車道(13:40)〜駐車場(14:30)


■参加者:
 鉄井、林、速水、赤澤、久保、以上5名


■今年も暖冬!吉和の女鹿平スキー場は、人工雪でオープンしていたが、中国山地の屋根恐羅漢山は積雪ゼロ!12月中旬だというのにまったく雪がなく晩秋の風景である。
 遅い年は1月中旬になってスキー場オープン、というのは過去にもあるそうだが・・・・稜線ぐらいは少し白くてよいのに、とぼやきながら軽い尾根歩きを愉しみました。

■本日の散策コース概要
牛小屋高原レストハウス横(約H:975m)の登山口から立山尾根ルートをたどり稜線へ、夏焼峠への歩道を右にみて恐羅漢山山頂へいたる。さらに稜線をたどり旧恐羅漢山(旧羅漢山)を経て十方林道へ下降、水越峠付近から、シシガ谷を通り、十方山山頂。

ここから内黒峠への道をたどり丸子頭の次のピークを越えて二軒小屋ルート分岐。左を取ればおよそ20分で車道に出る。後は車道を歩いて出発した駐車場へ戻る。


登山口の標識に従う 誰〜もいないスキー場。静かです。 恐羅漢山山頂はガスの中

■稜線のルートは、笹の立派な切開きでよく整備されている。旧恐羅漢山には露岩があり、『吉和冠山、寂地山、安蔵寺山、等西中国山地の主だった山が見渡せる』とのことだが、今日は残念ながら眺望なし。このあたりブナ等の落葉樹はすっかり葉を落とし、今は枝のみ。自然林は街路樹のように剪定しないから末端の細い枝まですべてくっきりとした紋様を曇天に描いていて美しい。旧恐羅漢山からこのような冬枯れを愉しみながら下降すれば2次林に入り、急坂を下りきると十方林道(H:970m)に出る。

 二軒小屋方面に少しいくと十方山登山口。しばらくはシシガ谷沿いの林道を行く。この林道は荒れており崩壊箇所もある。やがて谷を離れ、2次林の荒れた道をたどると自然林ぬ出る。ここまでくると稜線は近い。やがて平原状の十方山。ここも大眺望!のはずなのにガスで眺望無し、残念!気温がめっきり下がり雨模様になってきたのですぐ下山にかかる。

  内黒峠方面に向かう。峠までは大小8ヶのピークがあるが、すべてなだらかな丘、笹原の切開きが丘をつなぐ。冬枯れの枝が見事な散策路が続く。二軒小屋ルート分岐には標識がある。左にとれば自然林と2次林のコンタクトラインが下降ルートである。一下りで問題なく車道に出る。あとは車道をたどり駐車場まで戻るだけだが、橋から駐車場まで、標高差180m位あり車道に出た後のこの登り結構疲れます。

 全体として多少の急坂はあるが、危険箇所はなく新緑や紅葉のころの散策にはいいルートだと思う。特に内黒峠〜十方山は、標高差は300m程だが、丘のようなピークをいくつも越えて行く長いルートなのでスノーハイクにはよさそうだ。(Reported by Y.Kubo & Photo by K.Akazawa)

冬枯れの散策路 旧恐羅漢山山頂 十方林道への下降

十方林道に出る 十方山山頂 十方山〜内黒峠

温泉:広島県筒賀村、交流村・龍頭峡入り口龍頭峡温泉

 『龍頭ハウス』。戸河内からR186を吉和方面にいくとしばらくで案内板あり。
入浴料金:450円(税込み、貸しタオル付)。露天風呂はありませんが、お湯はキレイ!
よく知られていないのか?それとも国道から外れているためか?客が少なくゆっくりのんびり出来ます。


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