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会員の近況報告(〜2006.08)


北ア:黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜雲ノ平〜薬師岳 2006.08.07-11

■Member:新谷 T&C
■Date:2006.8.7(mon)〜11(fri)
■Course:
・08/07 折立〜太郎兵衛平テン場(泊)
・08/08 〜太郎山2,372.9m〜北ノ俣岳2,661.2m〜赤木岳2,622m〜黒部五郎岳2,839.6m〜黒部五郎テン場(泊)
・08/09 〜三俣蓮華岳2,841m〜鷲羽岳2,924.2m〜ワリモ岳2,888m〜祖父岳2,825m〜雲ノ平テン場(泊)
・08/10 〜薬師沢小屋〜太郎兵衛平テン場(泊)
・08/11 〜薬師岳2,926m〜太郎兵衛平テン場〜折立

8月7日(月)折立〜太郎兵衛平テン場
6日16:00自宅出発、7日朝4時林道入り口に到着。順番待ちということなので、入口ゲートに駐車する。
林道入口飛越高原標識 林道入口標高425m 林道1番乗り

6:45登山道出発。今日は太郎兵衛平テン場までの予定であるが、時間があれば薬師岳往復を行いたい。

薬師岳登山口出発 急登をほぼ終えた地点 長〜い・・・木道が続く
やっと太郎平小屋へ到着 太郎兵衛平テン場 早速テント設営し
ビールで乾杯

テン場到着後、霧が出てきたので本日の薬師岳は中止。テント設営後さらに霧が濃くなってきた。
これはやばいかなぁと思っていたら、やっぱり雨が降ってきた。テントに立て籠もり、ひたすら雨があがるのを待つ。17時になり約2時間続いた雷雨があがった。こんな雷雨になるのなら、結果的に薬師岳へは行かないでよかった。

雷雨のあとは強い日差し 雷雨の後に発生した虹色がついた雲

8月8日(火)太郎兵衛平テン場〜黒部五郎岳〜黒部五郎岳テン場
今日は、北ノ俣岳、黒部五郎岳を経て黒部五郎テン場までのコース。

今日も天気はよさそう、槍を見ながら出発 出発して約2時間30分、北ノ俣岳到着
北ノ俣岳から約30分、赤木岳到着
右翼の一番低い尾根が出発したテン場、左側尾根が歩いてきた尾根道
黒部五郎の肩からの登り 本日の核心部黒部五郎岳到着

 今日のコースは黒部五郎の頂上まで太郎兵衛平テン場がずっと見える長い道のりでした。反面歩いてきた道を返り見て、良く歩いたなと満足の思いの道のりでした。でも日影のない炎天下の中の尾根歩き、たった一日で真っ赤になりました。

残雪の五郎カール
黒部五郎小屋にて定例の生ビールで乾杯 テン場から黒部五郎小屋と薬師岳をバックに

8月9日(水)黒部五郎岳テン場〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜雲ノ平テン場
今日のコースはアップダウンが大きく,三俣蓮華岳と鷲羽岳の登りが核心部かな?
距離はないけどアップダウンが・・・。


小屋裏から出発 三俣山荘への分岐、黒部乗越 三俣蓮華岳到着
バックは黒部五郎岳
三俣蓮華岳 三俣蓮華岳頂上から
の急下降
三俣山荘とテン場
槍と雲の良い感じ
鷲羽岳 三俣山荘から鷲羽岳
へ向け出発
燕岳〜燕山荘(写真中央付近)
肉眼で確認出来る
鷲羽池
綺麗なコバルトブルー
鷲羽岳頂上。倒れそうなのは
標識だけではありませんが・・
ワリモ岳から槍ヶ岳
槍ヶ岳と鷲羽岳 槍をバックに祖父岳通過 雲ノ平テン場
突然目の前で雷鳥親子の砂浴び
 
 今日も暑くて背を向けています。長袖、顔、首、手の完全防備。

 重度の日焼けでたまりません。少しは雲が出て欲しいものです。森林限界付近では、大きな木もありませんし、日影に出来る物も全くありません。テント内は暑いし、日没を待つしか手がありません。

 冷たい沢の水で水割りを作っても直ぐに温かくなってしまいます・・・。

8月10日(金)雲ノ平テン場〜薬師沢小屋〜太郎兵衛平テン場
今日のコースは雲ノ平の庭園を散策しながら薬師岳テン場に向かう。大きなヤマ場はないけど、散策後の急下降と登りと炎天下。

朝日を浴びる黒部五郎岳 雲ノ平山荘 まず祖母岳から庭園散策



 薬師沢にあった「増水時に流されたら黒四ダムまで直行!」の看板。

 おぉ〜こわっ〜。

 沢で靴を脱いで久しぶりに足を洗ってみたら、5秒と浸けていられない。さすが雪解け水の温度はただ者ではない。九州の沢の水とは比較にならない。

 足のクールダウンと大休止をとり鋭気を養い、強い日差しのなか太郎平までの登りに備える。薬師沢小屋で水を補給して出発。
薬師沢小屋到着 橋を3つ通過して太郎平へ 太郎兵衛平テン場到着

8月11日(土)太郎兵衛平テン場〜薬師岳(往復)〜太郎平小屋〜折立
今日のコースはデイバックで薬師岳往復し、テント撤収して折立へ下山する予定。
最後まで天気良さそう、無事の帰還を目指して最終日、いくぞぉぉぉ。


薬師平からの槍 薬師岳東南稜の日の出 薬師岳山荘
薬師岳頂上祠 ひたすら下る 愛知大学遭難碑
頂上から白山方面、帰路の木道と有峰ダム、ウッ・・・・長い!

無事戻ってこれました。有峰林道入り口ゲート。

 今回の山行は最高の天気に恵まれ、事故も怪我もなく何とか二人で予定通り終了しました。

 テント担いで四泊五日、日頃見ることの出来ない多くの自然と景観を想い出に終了です。また来たいと思います。


2006.07.17  花伊吹山を愉しむつもりでしたが・・・
 残念ながら
雨のイブキサンになりましした。 

■7月16日小倉18:40出発。滋賀県の琵琶湖湖畔で仮眠。外は雨。もしかして今日一日雨。気分は重くなるが、登山口の上野へ。どしゃ降りの雨の中、雨具をつけて7:15登山開始。1合目までは道が雨のため、えぐられて歩きにくい。2合目は草原地帯になり、天気だと気持ちのよいところのようです。

 だんだん花が現れてきます。クサフジ、ユウスゲ、フウロ、カワラナデシコ、伊吹トラノオ、ギボウシ等。3合目にはユウスゲが斜面を埋め尽くしています。ホテル、きれいなトイレがあり、ここまでは、リフトできても。

 5合目のところで、暴風になり、建物の陰で雨宿りするが、余りの激しさに、一瞬、「下山しょうかな!」とかんがえる。がまたまた気を取り直して登り始める。道はじぐざくの石灰交じりの岩道になる。シシウド、ホタルグクロ、イブキトラノオ、グガイソウ等。
 
 
8合目からツアーの人たちであろう団体が続々と霧の中から現れる。ここら辺一帯はお花畑があるらしいが、見る暇もなく、山頂の山小屋に入る。10:45.食堂、売店、素泊まり2,500円。

 夏は夜登り、ここで泊まりご来光を見るそうです。小屋の中に花の写真が何種類と飾ってあった。本当に花の宝庫だ。団体客におしだされ、寒くなったので11:20分下山開始。登山口13:30.

 「ジョイ伊吹」と言う薬草風呂(300円)に入り北九州へ。1日中豪雨の中の登山でしたが、天気のよい日に登ると、まだまだたくさんの花を見ることができると思います。

参加者。田村、川中、鉄井他


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