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会員の近況報告(〜2005.11)


ボッカとハイク

■参加者:
加藤、川中、三栗、岡村M、新谷C、西方、中原、新、新谷T、高木、岡村S、橋本、赤澤、久保、以上14名

■所要時間:8時間

■登行ルート:
別府ロープウェイ駐車場〜鶴見岳山頂〜由布岳東登山口〜東峰〜正面登山口


■年末恒例の、『鶴見岳〜由布岳』のボッカ山行を実施しました。2002年から年1回、荷を持って歩いていますが、今年はなんと14名!もの参加がありました。これまでは、4〜5名ですから・・・・オドロキです。皆さん、それぞれのモチベーションの高まりを感じます・・・こう御期待ですネ。

■ほぼ快晴に近い好天に恵まれ、落ち葉を踏みしめる晩秋の山歩きを愉しみました。標高1000m以上の紅葉は終了していましたが、700-800mあたりは盛りは過ぎているものの、背景の青空と対照的な色彩が目に鮮やかでした。

 一方、足取りの方は、今ひとつ・・・稜線に出る手前の岩場で踏ん張ると、キタキタ、ぴくり、と・・・・・だましだまし東峰にたどり着いた次第です。多分、このルート、逆コースじゃあまり面白くない、ですよ。

今年、軽装で参加された方、来年は少〜し、ウェイトアップしましょう。皆さんお疲れ様でした。
ロープウェイ駐車場からスタート

鶴見岳で大休止
紅葉の名残を愉しむ 東登山口へ向かう
霧氷のついた北面 由布岳東峰
秋晴れの由布岳 秋たけなわの正面登山口


岩登教室  宮崎:比叡山の秋  2005.11.13

■先々週末の阿蘇山:鷲ヶ峰に引き続き、今週末は宮崎:比叡山に出かける。比叡山は、本年2回目である。前回:5月は、3KNスラブルートを完登したので今回は3KNより少しグレードの高い第1スラブルート及び第2スラブルートを登攀することにする。
 
 参加者は10名。比叡山初めての会員は、第1スラブルート(2名×1、3名×1)、他は第2スラブルート(2名×1、3名×1)とした。午後は崩れるとの予報であったが、曇る程度で雨に至らず、しかも風もなく快適なクライミングコンディション。途中、登攀具を落としたり、ザイルがからんだりの細かいミスがあったが、全員問題なく完登!・・・・紅葉の樹林と網の瀬川の白い河原を眼下に秋日の比叡山を愉しみました。

 次回は、もう少しグレードアップ出来るよう頑張りましょう。

(Reported by Y. kubo Photo presented by S.Okamura & Y.Takaki)

■参加者:加藤、瀬川、新谷C、岡村M、三栗、新、速水、高木、岡村S、久保、以上10名


第1スラブルート(上)、第2スラブルート(下)

1スラ2P。高度感のあるカンテ 2スラ3P。傾斜の強いスラブ ビレイ?任せてください!
終了点から下山口まで岩稜を辿る。景色がいいが、足下要注意!


西中国山地:砥石郷山恐羅漢山  2005.11.06

■昨日の土曜日は秋晴れだったが、夕方から雨模様・・・夜半、雨になり、05:30出発するころは小康状態・・・・・到着地の恐羅漢山牛小屋高原は、時折小雨ぱらつく程度、マズマズの条件だ、本降りではないから吉!としよう。


 08:30、雨具を着て傘さして出発する。すでに紅葉は、標高1000m近い牛小屋高原まで降りてきており、色鮮やかな木々に囲まれた歩道をいく。

 曇天とはいえ人の目には鮮やかだが、カメラのレンズには少し暗すぎるようだ。これで日が差せば、あたり一面が燃えあがるのになあ・・・と思いながら歩を進める。

 やがて夏焼峠着。標識に従い砥石郷山方面へすすむ。しばらくで中ノ甲林道への分岐にでる。右をとり、急坂のピークを越していけば砥石郷山である。


ちょっとした広場になっており三角点の標柱と小さな標識があるだけだ。手入れの行き届いた歩道を直進すれば三段峡方面である。広場にあるナナカマドは、赤い実だけを残しすでに晩秋の佇まい・・・・
 もう少し早ければ散り際の深紅のリーフに会えたかもしれない。


今は標高1000m近くが盛りです ちょっとだけ”かしましい”本日のメンバー
(砥石郷山山頂)

 10分ほど休憩の後、往路を辿り分岐に出る。右を取り、紅葉で飾られた緩やかな歩道をしばらく辿れば中ノ甲林道に出る。林道は、幅員はさほどないが轍は深くなく普通車は通行可能のようだ。先程から小雨も止んだので雨具を脱いですっきりする。小休止して台所原を目指して出発。

 単調な林道歩きだから、当然おしゃべりはつきない・・・・文庫本1冊分くらいおしゃべりした?頃、林道終点につく。ここは広場になっておりかなり広い。松茸取り?と思われる車が2台駐車していた。小休止して腹ごしらえする。ここまで林道左右は見応えのある紅葉が多く、雨も止んで少し青空が見えたこともあって、心ゆくまで愉しませてもらった・・・多分、タイミングがよかったと思う。
林道へ向かって下降 中ノ甲林道に出る 沢を渡る



1時間足らずの緩やかな勾配の散歩道、左右を飾る木々に目を奪われます。

 広場を過ぎると林道は途切れ歩道になる。しばらくでブナの原生林がひしめく台所原に出る。黄金色のブナ!を期待したが・・・・すこし遅かったようだ。半分位はすでに落葉しているが、それでもブナはブナ!薄暗い曇天にもかかわらず黄金色が眩しい。日が差すと周りの雰囲気まで金色に変えてしまうのだが・・・。

 恐羅漢山への分岐に出る。休まず右折して岩倉山方面へ向かう。急坂を登り緩やかな尾根のこぶを幾つか越え、中ノ川山を通過、一登りで小さな標識のある岩倉分岐にでる。直進は、奥匹見峡方面の縦走路である。

台所原付近のブナ林。曇天にもかかわらず黄金色がまぶしい!

 このあたりから再び雨になる。通り雨?かと思ったが・・・・止む気配がない。分岐を左折、岩倉山までは、1時間半ぐらいか?まだ時間は早いので行けるところまで行くことにする。直ぐ急坂を下るが、後は比較的緩やかな尾根の下降である。20分ほど下降するが、雨は降り続く・・・・このまま行っても面白くなさそうだ、岩倉は次回にするか・・・・今日はここで打ち切り、Uターンして下山します!・・・・で、皆さん、ニッコリ!
岩倉方面へ向かうが小雨がぱらついてきた。 岩倉分岐。雨は止みそうにない・・・
本日はここまで、お疲れ様です。
岩倉山は雪の時に行きましょう
下山です。
すでに落葉、冬支度の尾根を登り返す。

 往路を辿る。下山だから足取りは軽いが、さすがに最後の恐羅漢山の登りはきつい。山頂に出る頃には雨が止む・・・小休止して腹ごしらえし最後の下りにかかる。途中、スキー場の上部に出ると、内黒峠から十方山にいたる山腹の絨毯のような紅葉が視界に入る。少しかすんではいるが、九州ではなかなか見られない山肌全面紅葉に、皆さん、綺麗、キレ〜イ!

 駐車場に着く頃、またもや降り出し、今度は本降り!駐車場のハウスの軒先をかりて着替え、秋盛りの牛小屋高原を後にしました。皆さん、お疲れ様でした。

■コースタイム:
 牛小屋高原(08:30)〜夏焼峠(08:55)〜砥石郷山(09:25-09:35)〜中ノ甲林道(10:25-10:35)〜林道終点広場(11:20-11:30)〜岩倉山分岐(12:05)〜折り返し地点:1086m(12:25)〜恐羅漢山(13:50-14:00)〜牛小屋高原(14:30) 
所要時間:6時間


■参加者:
 青木、西方、鉄井、田村、川中、林、久保、以上7名

■温泉:龍頭峡温泉

(Report & Photo presented by Y.Kubo)


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