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会員の近況報告(〜2009.12)


三瓶山スノーハイク


 本年最後の山行は、三瓶山のスノーハイクとなりました。

 このところ数日続いた冬型気圧配置、特に日本海側は大雪!伯耆大山や三瓶山は豪雪か? 膝までもぐる多量の積雪を期待して出かけましたが・・・・・
 肩すかし!西ノ原は気持ちの良い雪原になっているもののせいぜい10cm程度。しかし、空はピーカンではなく冬型でどんより、小雪交じりの強風で少し冬らしくなりました。

 登行ルートは、西ノ原コースから男三瓶山のピークを目指す。下山は時間次第。扇沢ルートとの分岐まではゆったりの登りで、積雪は靴が潜る程度。分岐にある営林署小屋は閉鎖されている。

 夏道に従ってジグザグに登れば、出発して1時間ほどで潅木帯を抜け出す。ここあたりからルートは尾根伝い。風が強く時折雪が舞い体感温度はかなり低く感じる。台地に出てしばらく行けば男三瓶山ピークである。

 寒風吹きすさぶピークで記念撮影、すぐに東側に下る。左手にある山頂小屋は老朽化を理由に使用禁止になっているようである。
 少し登ると2〜3年前登った”南ルンゼ”の源頭である。大して雪がついていないので台地から覗くと意外と荒々しく険しい!

 まだ時間が早いので女三瓶山、室ノ内池経由で下山することにする。


女三瓶山への続く尾根の左を巻いて進む。こちら東面は積雪が深く膝上まで潜る、しかも降雪直後の雪のようにパウダー状で全く締りがなく、足許が決まらない。富士山の砂礫を歩くような気分で気持ちよく下っていくと、そのうちに尾根筋に出て見晴らしがよくなる。

強風と雪の舞う西ノ原(左) 樹林帯を抜けると風当たりが強い尾根筋にでる
傾斜が緩やかになると右手から扇沢からの登路が合流、しばらくで男三瓶山ピークである

尾根の東側を巻く。ふわふわ雪がたっぷり! 南ルンゼの上部が覗ける
しばらく樹林の尾根を下ると展望が開けて明るい尾根歩きになる

行く手(左)に女三瓶山、右手(中央)には火口湖である室ノ池と孫三瓶山・子三瓶山、振り返れば男三瓶山(右)

 女三瓶山のピークを左に見て大平山とのコルへ下る。太平山は展望はよいが風は強い。南ルンゼが正面に見えるが頂稜付近はガスの中だ。尾根の広い歩道を孫三瓶に向かう。孫三瓶取り付のコルから右折、室ノ内池へ下る。10分ほどで湖畔に出る。

 小三瓶と男三瓶のコルへ向かう歩道取り付きが少々わかりづらいが、潅木帯を北進すれば立派な歩道に出る。次第に傾斜を増す雪道をひと踏ん張りでコルに出た。あとは西ノ原へ下降するのみである。
 正面登山道との分岐に出るころ空模様が明るくなってきた。いつもそうだが、下山するころから天候は回復する。

 久しぶりのスノーハイク!気分よくすっかり明るくなった西ノ原を駐車場へ!

 参加者の皆さん!お疲れ様でした・・・来年も愉しい山行やろうね!

■■■参加者:西方、赤澤、栗原、坂根、勝野、久保、以上6名■■■

■■ Reported by Y. Kubo & Photo presented by K. Akazawa ■■


2009年忘年山行  2009.12.06

今年も、愉しい山行ありがとう御座いました。2009年に、そして2010年
いい年でありますように!

感佩!乾杯!感佩!乾杯!感佩!乾杯!   乾杯!  乾杯!感佩!乾杯!感佩!乾杯!感佩!

今年の忘年山行は、権現山(皿倉山のお隣)で開催。参加者は22名、メニューはモツ鍋!
帰りは徒歩あるいはケーブルで思い思いに下山、何事もなく無事終了!しました。皆様のご協力に感謝します。


2009.11.03 霧島連山:えびの高原〜韓国岳〜高千穂河原

■■■参加者:赤澤、栗原、土師、岡村M、岡村S、以上5名■■■

■コースタイム:
えびの高原(05:50)⇒韓国岳(07:00/07:10)⇒獅子戸岳(08:00/08:30)⇒新燃岳(09:00)⇒中岳(09:40)⇒高千穂河原(10:25)

 北九州市を2日夕刻出発、えびの高原に21時頃到着、駐車場にテント設営。

 天候は、よさそうだが天気予報によると明日は、冷え込みそう。

 
3420分起床、バタバタと各自朝食を取り、まだ薄暗い中キャップランプを付け545分出発。

【写真左】えびの高原とお月さま
【写真右】白鳥山を背にして韓国岳へ

 中腹付近より霜で白く冬化粧した登山道を、韓国岳目指して高度を上げていった。

 途中、日の出は拝めなかったが、朝焼けで周囲の山々が刻々と朝焼けで色を変えていった。

【写真左】登山道沿いの霧氷
【写真右】韓国岳火口

 韓国岳山頂付近の、木々には、霧氷が付き快晴の中、高千穂の峰、新燃岳、大浪池が日の出直後のコントラストで久しぶりに素晴らしい景色を堪能できた。

【写真左】韓国岳より大浪池を望む
【写真右】
韓国岳より高千穂ノ峰、新燃岳を望む

 獅子戸岳で休憩していたところ、桜島が噴火、もくもくと噴煙が立つのをはっきりと確認できた。

 【写真左】噴煙を上げる桜島
 【写真下】獅子戸岳より高千穂ノ峰、新燃岳を望む


新燃岳火口 中岳火口 中岳の下山途中に高千穂の峰を望む

 高千穂河原に1025分到着、約4時間40分思ったより早い到着でした。
【マップの標準タイムでは、実働:335分】

 高千穂河原よりタクシーで、えびの高原まで運転手さんは、\3,700位とのことでしたが、実際は、\3,450でした。
 
 天候に恵まれ、冷え込みのおかげでなかなかの景色を満喫できました。

◆ Report & Phoro presented by S.Okamura ◆


11月 3日、日帰り組は、九重山(雨ヶ池越〜三俣山)で、
霧氷を愉しみました!

■■■参加者:新谷哲磨・千春、三栗、西方、原田、高木、久保、以上7名■■■


 北九州早朝出発で久住へ!当初は指山経由で三俣山の予定だった。指山〜三俣山はもともと踏み跡ぐらいしかなかったのにネットで紹介されいつの間にかポピュラー?なルートになってしまった感があった。しかし最近は岩場のはしごも撤去されずいぶん静かになったとのことである。いいことだと思う。九重山は、いまある登山道だけで十分楽しめる山だから、あまりあちこちに踏み跡つけるのは九重山に似合わない(勿論、個人的な意見ですよ)・・・というわけで久しぶりに雨ヶ池越から三俣へむかうことにする。

 すでに紅葉は終盤、時たま残る紅色・黄色をめでながらひと登りで雨ヶ池越にでる。三俣北面は真っ白な樹氷の花が咲き誇りあおぞらに映えてまぶしい。右折して踏み跡をたどる。次第に傾斜はきつくなる。時たま木登りを交えてひと汗かけば御鉢の縁に出たる。いつもは右折するが今日は左折して南峰へ向かう。左手眼下にすっかり海老色になった坊ガツルを見下ろしながら行くこと20分ほどで南峰である。

 今日は山頂で、賞味期限のあやしいラーメンを食うことにしていた・・・・通常は、炊事しないがたまにはランチタイムを取るのもいいですね。風があたらねばぽかぽかで気持ちいい!

 しばらくゆっくりした時間をすごし北峰、スガモリ越経由で下山した。のんびりとすごした九重山の1日でした。





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