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会員の近況報告(〜2010.02)



2010.04.04 
笈吊峠〜犬ヶ岳〜一ノ岳〜求菩提山

 久しぶりに、笈吊峠〜犬ヶ岳〜一ノ岳〜求菩提(胎蔵界護摩場跡)周回コースを歩きました。
 一応少し軽めのボッカで、所要時間は駐車場発着で6時間10分ほどかかりました。笈吊岩の取付のバンドは崩壊しています。
 尾根筋は、積雪と強風によると思われる割れたり裂けたりした枝がかなり落ちています。
 まだ冬枯れのさっぱりした景色で、芽吹きはもう少しかかりそう。

参加者:三栗、赤澤、久保

【Photo of Right: 春の日差しを浴びる犬ヶ岳山頂】

写真小:上から、一の岳、杉の宿、虎の宿、胎蔵界護摩場跡




2010.02.28 
傾山ボッカ山行


 九折〜三ツ尾〜傾山〜九折越〜九折の周回コースを歩きました。前夜発、夜は小雨でしたが屋根付の某所でさわやかビバーク、早朝九折登山口へ移動。行動時間は、休憩含め8時間40分。標高差が1200m近くありますので重荷ならかなりハード!
 坊主ルートとの分岐〜水場の間は不明瞭な箇所や崩壊箇所がありルートがわかりにくく、あまり愉しくない所です。
 そういっても久しぶりに眺める傾山山頂からの祖母山は、大きく堂々と腰をすえておりやはり九州の代表格だと思います。

参加者
:津行、松崎、岡村眞由美・繁雄、赤澤、久保、以上6名





 
今年の新春山行?・・・・とおいしい飲物、食い物のセット!できれば温泉付!・・・このような贅沢な条件を満たすところはそうそうありません。
検討した結果、温泉付山行のスタンダードプラン!鶴見岳〜別府温泉でした。別府は宿泊しなくとも、温泉+飲み放題・食い放題プランが売り出されています。
これを活用し、本年の新春山行を実施することになりました。

 結果的には、目的の山が変更になりまして最終的には由布岳になった次第です。理由は単純です・・・・鶴見岳だけでは、時間が余る⇒鶴見から由布まで行けば時間が足りない⇒じゃ、由布岳のみにしましょう。しかし、折角だから
正面登山口ー日向岳ー東峰ー正面登山口、というルートに決まりました。

2010.01.24  新春山行日向岳〜由布岳〜別府温泉


 9:00AM、JR別府駅集合。バスで登山口まで移動します。休日で天気がいいので超満員でしたが大部分の乗客は城島高原で下車、由布岳登山客は我々だけでした。
 日向岳は、由布岳東登山口からの登山道に合流する少し手前から踏み跡に従い右折、10分少々でピークに出ます。冬枯れのすっきりした下草のない樹林帯で、木々の間に富士山そっくりの端麗な由布岳が望めます。
 登山道には残雪はまったくありませんでしたが、岩場の上部のルンゼのあたりだけの残っていました。
 
 快晴に恵まれさわやかな山行となりました。




 新年会は、別府温泉;ほっ!!と安心くつろぎの宿 花菱ホテルで開催しました。2時間限定、温泉入浴付、飲み放題、食べ放題で、****円!

 限られた時間だからこそ一生懸命、飲み食いに励み愉しい時間をすごしました。大半はその日のうちに帰北しましたが、5名ほどのんびり宿泊・・・時間許せば泊りが最高です。

 皆様、本年もよろしくお願いします。


Reported by Y.Kubo  Photo presented by S.Okamura




2010.01.10-11 宿泊先:寂地山ホテル !・・・
翌日は、寂地山〜右谷山を散策!



 連日、降雪が続く伯耆大山は、早朝発1泊2日では手がつかないだろうと判断、久しぶりの寂地山を歩くことにしました。

 朝ごく普通の時間に北九州出発。快適なドライブで中国道を走るが六日市あたりまでは路肩に残雪はなく、走り去る田舎も残雪はほとんどない・・・・寂地はほんとに雪あるの?

 いつもそうだが冠山トンネルを越えると車窓の景色は一変する・・今日もまさしく一変、いきなり雪景色となった。
 これで満足ですか?・・・まあ、この程度で我慢しましょう!ということで吉和ICを出て寂地峡駐車場に向かう。松ノ木峠からの下りはびっしりで、さすがスタッドレス!10:00AM、駐車場着。



参加者 三栗、西方、赤澤、久保、以上4名

コースタイム

01/10 寂地峡駐車場(10:35)〜犬戻峡遊歩道入口(11:20/11:30)〜林道終点(12:50)〜寂地山山頂(15:00):泊

01/11 山頂(07:35)〜犬戻峡分岐(07:50)〜みのこし峠(10:00/10:10)〜右谷山(10:50/10:55)〜みのこし峠(11:20/11:30)〜駐車場(14:15)


 支度をして10:35出発。今日は、山頂付近での泊まりだからのんびり行く。犬戻峡への林道は、すぐ雪道となるが車の轍があり楽に歩ける。1時間弱で東屋に出た。小休止。ここから犬戻峡遊歩道に入るが、先行者のトレースがあり特に気を使うこともなく遊歩道を通過、ひと登りして又林道に出る。駐車場に1台、林道の途中に1台あったので多分、彼らのトレースだろう・・・・2台は夫々熊本、大分ナンバーであった。我々も北九州なので期せずして今日は九州チーム貸し仕切りのようだ。

 林道終点から本格的な登りとなる。沢沿いに少し進んで尾根に取り付く。しばらく行くと大分組と思われる4人?にあう。更に行くと福岡組の3人?。嵐の女性の知り合いのようでしばらく立ち話・・・・ルートが判然としなかったのでピークへ直登したそうだ。沢沿いにある夏道通り行くとすればトレース無いのでここからワカンの出番!というわけでワカンを装着し、ラッセル開始したが、何も夏道どおりいくことは無いので、直登しているとレースを追うことにする。かなり急な箇所が多かったが、15:00にやっと寂地山のピークに出た・・・・・お疲れ様です。

今日は、泊まりですから遅い出発 林道は轍があり歩きやすい
東屋から犬戻峡遊歩道に入る 3段の犬戻ノ滝 林道終点。ここから本格的な登り
急坂を頑張る! 15:00、雪原のような寂地山山頂到着です

山頂の雪はあまり締まっていないが適当に踏み固めて6人用テント設営。テントに入るとホッとします。薄い布切れ2枚で寒さも風も防ぐことが出来るのですからありがたい装備です。

 本日のメニューは温かい鍋!アルコール類も適当に持ち上げましたので、愉しい夕餉となりました。


 しかし、19時ごろ携帯のコール・・・・山仲間のHさんがなくなったとの訃報!最近の容態については何の情報も聞いていなかったので突然のことで信じがたい!・・・・心からお悔やみ申し上げます。

今日は、冬には珍しく無風でシ〜ンと静まりかえった夜となった。


 11日、曇天で少し風が出てきた。粉雪が降っているのかガスなのか、視界がよくない。今日はノートレースだからのんびりはできない。6時起床、7時半出発する。勿論、ワカン装着。犬戻峡ルートの分岐まで下る。ノートレースで積雪が多く視界不良なので少し遠回りしてしまう。視界がよくないと、なだらかな起伏の尾根筋が判然としない。
 分岐からミノコシ峠方面も勿論トレースはない。しかし夏道がしっかりしているので樹間の少し広めのところを追っていけば、概ね夏道を歩くことになる。

 登りはいいが、問題はゆったりした下りで尾根筋がはっきりしないところだ。1ヶ所、判りづらい箇所があり、尾根から50mほどずれてしまう・・・・どうも判然としないので最終兵器:GPSで確認、わずかな起伏の尾根筋に戻る。
 雪にまみれながら寂地山頂から2時間30分ちかくかかってミノコシ峠に到着した。夏だった1時間半ぐらいの距離だが、倍近くかかってしまった。

2時間半かかってミノコシ峠(写真:右下)二到着。寂地山まで80分の標識がある

 
 峠にザックをデポ、右谷山を往復する。ルートは比較的明瞭。雪は深いが荷がないので交替でラッセル、40分ほどで標識のあるピークに出る。藪ヶ峠からのトレースもない。今日は天候がさえないので誰も登ってきていないようだ。写真とって引き返す。帰りは25分。

 ミノコシ峠でザック回収、寂地峡歩道?を伝い下山する。こちらも誰も歩いていないので夏道らしきところを下降する。峠の標識には、駐車場まで100分、とあったが、そんな時間ではいけそうにない・・・・雪が深いと難儀します。
沢の左岸から右岸に移り枝沢を渡り、後は左岸を行けば左の尾根の末端に出る。そこには雪に埋もれたベンチと赤い橋がある。赤い橋からは概ね歩道沿いである。


ミノコシ峠から右谷山を往復する
峠まで戻る 下山開始! 赤い橋をわたる


 この赤い橋から駐車場までも結構長い・・・・・・ダラダラの下山に飽き飽きしかかる頃、トンネルに出る。遊歩道は急な階段なので宇佐神宮経由で駐車場に向かう。14時15分、駐車場着でした。

 2日目の行動時間、7時間弱・・・・・雪山はこの程度が愉しめる限界でしょう・・・・勿論、我々の場合ですが。参加者の皆さん、お疲れ様でした!


Reported by Y.Kubo
Photo presented by K.Akazawa


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